「バンダを学ぶとヨガが変わる。養成講座で体感した“内側の安定”」SHIMAレポート
バンダってすごい──ヨガを深める鍵となる学び
「何年もヨガをしてきましたが、バンダのことを全く知りませんでした!」
これは、ある講座生の方がアーサナ解析の時間におっしゃった言葉です。
実は私自身も、養成講座を受講するまでは“知っているようで知らなかった”ヨガの世界がたくさんありました。
ヨガを始めた頃は、まずポーズが目に入ります🧘♀️
美しく形をつくることがヨガだと思っていましたが、学びを進めていくと、ポーズの背景にある深い理論や身体操作の重要性が見えてきます。
その学びのひとつが、「バンダ」です。
バンダとは?
バンダはサンスクリット語で「締める・結ぶ」という意味を持ち、
プラーナ(生命エネルギー)を体内に留め、全身の巡りを整える役割があります。
代表的な3つのバンダは、次の通りです。
- ムーラバンダ(骨盤底)
- ウッディヤーナバンダ(下腹部)
- ジャーランダラバンダ(喉元)
これらのバンダに適切に意識を向けることで、呼吸が深まり、ポーズの安定性が増し、
身体の内側に“確かな軸”が通るような感覚が生まれます。

アーサナ解析の中で深まる気づき
養成講座では、アーサナをひとつずつ丁寧に解析しながら実践していきます。
「ただ形をつくる」のではなく、筋肉・関節の働き、重心、呼吸の流れを理解した上でポーズを深めていくのが特徴です。
その中でバンダを意識して動いてみると、今まで知らなかった身体の繊細な感覚が次々とひらけていきます。
はじめてバンダを練習した時、私は何度も戸惑いました。
しかし、意識してポーズをとるたびに集中力が増し、少しずつバンダを使ったときの安定感がわかるようになっていきました。

実際に感じた、バンダの“違い”
NORI先生の指導では、バンダを「使った時」と「使っていない時」の身体の変化を、実際にマットの上で体験します。
最初は多くの講座生が「?」という表情でしたが、練習を重ねるうちに感覚がつかめていき、次のような声が上がりました。
- バンダを意識すると体が軽く感じる
- 姿勢が自然と整ってくる
- ポーズが安定し、呼吸が深まりやすい
これらは、バンダがヨガの実践においてどれほど大切な役割を持つかを示しています。

バンダは“ヨガを深める鍵”
ヨガの本質は、ただポーズをとることではなく、呼吸、意識、エネルギーの流れを理解し、心身を統合していくことにあります。
バンダは、その統合を助ける大切な要素です。
講座生の皆さんが、これからの学びの中でバンダをどのように実践し、どのように変化していくのか、その未来を見守ることが、私の楽しみでもあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
SHIMA


